Waifu DiffusionやNovelAIのプロンプトで使える単語の中から、画風全般の変更や光源、ぼけなどのエフェクトをかけられるタグをまとめました。
全体
画像の種類
- 3d:3Dキャラ、背景になる。
- pixel art:ドット絵表現になる。
- nendroid:ねんどろいど
- chibi:SDキャラ、デフォルメキャラ
- cel shading:3Dモデルを2Dに見せかけて表現する技術。WF不可、NovelAI確認
解像度
- absurdres:最高解像度2400~3200pixelで学習したもの。品質があがる。
- highres:高解像度。品質があがる。
- lowres:低解像度。たぶんあまり意味がない。
画風
アートスタイル(美術史)
- art deco:アール・デコ。1930年西洋で流行った装飾具へのデザイン。ちょっとカクカクしたような様式美がある。
- art nouveau:アール・ヌーヴォー。19世紀末~20世紀初頭にかけて流行したデザイン。花や植物の繊細な美しさや当時最先端の鉄やガラスを用いた表現が特徴。
- impressionism:印象派。19世紀後半のフランスで発祥した芸術運動。クロード・モネの「印象・日の出」に由来。はっきり分かる筆遣いと光の陰影をくっきり描いている点が特徴。
- ukiyo-e:浮世絵
- baroque:バロック絵画。16~18世紀西洋の絵画。
- renaissance:ルネッサンス美術:14世紀フィレンチェ(現イタリア)から始まった絵画。モナリザが有名。
- fresco:フレスコ画。漆喰に水や石灰水で溶いた顔料で描く。
アートスタイル(現代)
- flame painter:パーティクルな表現が得意なペイントソフト。その名の通り粒体の流れが印象的な背景になる。
- fine art parody:本来は名画のオマージュ。クラシックな絵柄、又はクラシックな絵柄に現代のアニメが融合したような作風になる。
- realistic:リアル寄りの二次元イラスト。あくまで二次元系であることに注意。
- photorealistic:対象を克明に描写する美術
- easytoon:マウスのみで簡単に絵描きができるペイントソフト。手のブレなどがそのまま反映されるため、素人感が強く出る。
特殊アニメ風
- animated:アニメ風になる
- animification:アニメ風になる。(本来は映画、ゲームなどのキャラがアニメ風に描かれるのに使われるがWaifu diffusionでは純粋にアニメ風になる。)
- anime screencap:アニメ風になる。(本来はテレビアニメのスクリーンショット。基本的にとっておきの一枚になるためかよい具合の画像が出やすい)
- retro artstyle:80年代、90年代前半のアニメの画風。
- 1990s:1990年代のアニメ画風。ほぼretro_artstyleと同じだけど、ちょっと新しい気がする。
白黒・ラフ画
- greyscale:白黒
- monochrome:白黒(くっきりとした白と黒)
- lineart:線画
- sketch:ラフ画、線画など。いわゆるpixivなどの落書きのこと。
- halftone:サイズや形状が異なるドットのパターンで絵を描く。
- ligne claire:リーニュクレール。色の境目を黒などはっきりした色で分ける技法。別に白黒やラフ用の技法ではないが、Waifu Diffusionでは、よくその系の画像が出る。
アナログ
- traditional media:アナログイラスト全般
- faux traditional media:デジタルでアナログ風イラストを描く
- acrylic paint:アクリル絵具を使った風味
- colored pencil (medium):色鉛筆を使った風味
- graphite (medium):万年筆を使った風味
- ink (medium):インクを使った風味
- marker (medium):マーカーを使った風味
- millipen (medium):ミリペンを使った風味
- painting (medium):ペイント画
- watercolor (medium):水彩画
その他画風
- film grain:古いアナログ写真のザラザラした質感。
- fisheye:肉眼の目で見ているような、視界が限られた状態で映す。
光・ぼけ系エフェクト
ライト
- backlighting:逆光、光源が後ろにあり被写体に向かって光るような画像
- bloom:明るい光がぼやけて見える。高確率で花とセットなのでネガティブプロンプトでflowerが必要。
- diffraction spikes:複数の光の帯が現れる状態
- lens flare:太陽の光が降り注ぐ
ぼやけ
- bokeh:背景画像がぼけている。
- blurry:全体がぼやける
- depth_of_field:画面の一部がぼやける。あくまで一部であることが大事だけどWaifu Diffusionでは大掛かりにかかったりほとんどかかってなかったことが多い。
- blurry_background:背景をぼやけさせる。
速度表現
- speed lines:画面上に線を出してスピード感あふれるようにする。
- motion blur:画像の一部をぼかして素早く動いているように見せる。
その他エフェクト
- gradient:虹色かかった色になる
- shiny:光沢、つやが出る。背景が光沢する場合もある 全体的に見栄えがよくなる。
- glowing:全体的に光り輝いている。
- chromatic_aberration:暗い場所、明るい場所があり、その境界が曖昧
- abstract:抽象的
白黒エフェクト
- silhouette:被写体がシルエット(黒く)になる
- shadow:シルエットや黒めの配色がかかる。
- ascii art:アスキーアート、ただし、実際に文字は表示されずアスキーアートっぽい表示になる
- minimalism:シンプルで必要最低限のみを表現するアートスタイル。なぜか白黒ばかり出力される。色とセットで使うとシンプルで洗練された画風になる。
本・ロゴなどメイン画像以外の表現
ロゴ
- logo:画像にロゴが入ったり、ロゴが入る媒体の雰囲気になる。
枠
- border:画像の4枠に境界線を作る。
- framed:装飾枠の中にイラストを描く。肖像画など。
- letterboxed:画面上下に黒い枠。映画風。
本の表紙
- cover:本の表紙、漫画、雑誌など。
- cover page:本の表紙、漫画、雑誌の表紙など。
- album cover:CDジャケット風の画像になる。
- magazine cover:雑誌の表紙風の画像になる。
- manga cover:漫画の表紙風の画像になる。
- artbook:イラスト本の表紙
漫画・雑誌・宣伝サイトの中身
- comic:漫画風なコマ割りや吹き出しメッセージ(ただしStable Diffusion特有の異次元言語)
- speech bubble:漫画風吹き出し(漫画に限定することなくCG風など)
- 4koma:4コマ漫画風になる。(他、近似タグは2koma,3koma,multiple_4koma(4コマ漫画を左右に2つ)など)。ただし、数を認識できていないためか何コマになるかは不明。
- reference sheet:ゲームキャラの立ち絵+立ち絵差分を表示するように1人のキャラが複数の立ち絵を表示する。ビジュアルノベルの立ち絵などに役立つ。
- column lineup:一定の幅で沢山のキャラが表示。キャラ無しの場合は一定間隔ごとに何か分かれて表示する。
- lineup:沢山のキャラが表示。キャラの位置は一定の場合もあれば箱ありで固定の場合もある。
- collage:画像内に複数のキャラが表示される。作風ではなく、雑誌やゲームの紹介欄などの格式ばった表示の仕方。
その他の表現
- calendar (medium):カレンダー風
- card (medium):カード風
- fake screenshot:Twitter画像、Youtube画像などスクリーショット風