2D Tilemap ExtrasはUnityのタイルマップの拡張ライブラリで、ツクールやウディタのようなオートタイルを実装するタイル、Game Objectをタイルに貼るブラシなどタイルとブラシを拡張した機能を提供します。
ここでは、各ブラシやタイルを簡単に紹介したいと思います。詳しくはリンク先をご覧ください。
インストール方法
Unity2021.1.3より前のエディタを利用している場合はGitHubより取得が可能です。Tilemap Extrasとその利用例2D-Tech Demosの2つからなります。
Unity 2021.1.3以降はPackage Managerよりインストールできるようになりました。また、Verが2.0となり、一部機能の統合などが行われているようです。
Tile(タイル)
Rule Tile
タイル貼り付けのルールを定義することで、オートタイルを実現する機能です。隣接するセルに自身と同じタイルが使われている場合、設定したルールに従ってタイルのスプライトを変更します。例えば下画像は全て1つのタイルです。アニメーションタイルやタイルのランダム表示にも対応しています
Animated Tile
複数のスプライトを一定間隔で表示し、自動的にアニメーションするタイルを作る機能です。
Brush(ブラシ)
Random Brush
タイルを貼る時、貼るタイルをランダムに選択するブラシです。
GameObject Brush
タイルの代わりにGameObjectをグリッドのセルに貼るブラシです。同じPrefabのユニットを予めシーン上に大量に複製したい場合などに役に立ちます。
Line Brush
Line Brushは、選択したタイルをシーンビューのタイルマップ上に直線で一気にタイルを貼ることができる機能です。下Gif画像のような一直線の他、斜めの場合に縦横に隣接させダンジョンの部屋のような外観を整えるような機能もあります。
Group Brush
Tile Paletteから1つのタイルを選択すると、その周囲のタイルまでまとめて選択してシーンビューに貼り付けれるブラシです。下画像のように、1つを選ぶとその周囲のタイルも全て選択して一気に貼ることができます。